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アレルギー科
当クリニックの特色
- オリジナルプリントを配布した丁寧な説明
- 口頭での説明だけでなく、必要に応じた実技指導(例.軟膏の塗布方法など)
- 食物アレルギー:食物経口負荷試験による評価
- 気管支喘息:2種類の呼吸機能検査を組み合わせた評価
- アレルギー性鼻炎:スギ花粉・ダニに対する舌下免疫療法(親子で実施も可能)
- アトピー性皮膚炎:乳児例は、予防接種や健診時に一緒に診察し、受診の負担を軽減
※アレルギー科は院長が担当しております。院長は、国のアレルギー疾患対策基本法で、拠点病院と定められている国立病院機構相模原病院で、6年間診療してきた経験を生かし、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、じんま疹など、アレルギー疾患全般に対応します。
食物アレルギー
早期の耐性獲得や、本人・家族の食生活の改善を目指した「必要最小限の除去」を心がけ、以下の手順で検査を行います。
- 詳しい問診
問診により、食物アレルギーが疑われるかどうか、疑われる場合には原因となる食物や重症度などを推測します。 - 血液検査
問診で疑われた食物を中心に調べていきます。 - 皮膚テスト
アレルゲンエキスをうでに垂らして。針で押し、反応するかどうかを15分後に判定します(被疑食物そのものを用いる場合もあります)。 - 食物経口負荷試験
血液検査や皮膚テスト反応が出ていても。症状なく摂取できる場合や、少量であれば原因食物を摂取可能な場合もあります。(ex:卵焼きはだめでも、卵ボーロは症状なく摂取可能など)
実際に食べて、症状が出るかどうかを確認することで、除去の解除をすすめていきます。
詳細は診察時にご説明いたします。
気管支喘息
治療法を漫然と処方するだけでなく、詳細な問診や喘息日誌をもとに、小学生以上では以下の手順に基づいて検査を参考にしながら一緒に治療薬を調整していきます。
- 定期的な吸入指導
正しい方法で吸入できているか確認します。 - 血液検査
ダニ、ハウスダスト、花粉系、動物、カビなどに反応しているかどうかを調べます。
新しいアレルギー検査(痛みが少なく、20分で結果が分かる) - スパイロメトリー(7歳以上~)
スパイロメーターという機械を使います。まず息を思いきり吸い込み、次に力いっぱい吐きます。こうすることで、息を吐くスピードと同時に、下図のようなフローボリューム曲線とが得られ、喘息の診断や治療薬の調節に役立ちます。
- 呼気一酸化窒素(NO)検査(6歳以上~)
気道の炎症を反映する検査です。診断や治療薬の調節に有用です。
検査に使用する機器
スパイロメトリー(呼吸機能検査)
呼気NO(呼吸機能検査)
アトピー性皮膚炎
皮膚の状態があまり良くない状態を受け入れている患者さまが多いです。ツルツルの皮膚をあきらめず、まずは当クリニックの診療を受けてみてください。
- オリジナルプリントを用いた詳しい説明
- 実際の軟膏を用いた塗り方の確認など具体的な説明
- 乳児例は、予防接種や健診時に一緒に診察し受診の負担を軽減します。
アレルギー性鼻炎
- 血液検査
ダニ、ハウスダスト、花粉系、動物、カビなどに反応しているかどうかを調べます。
新しいアレルギー検査(痛みが少なく、20分で結果が分かる) - 薬物療法(症状を緩和するための)
ワンパターンではなく、問診・診察によりお子さまにあった薬を選択していきます。 - 舌下免疫療法(ダニ、スギ花粉)
アレルゲンを含む舌下錠を毎日服用することで、体を慣れさせていく、根本的な改善を目指した治療法です。3~5年継続する必要があり、本人の改善したいという強い意志も必要です。
ご希望があれば、お子さまと一緒に保護者の方にも実施します。
舌下免疫療法の詳細